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Virtual Family System 10

Virtual Family System 10

公開元: エイエヌソフト 永田氏
ライセンス: 無料

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最小
OS
アーキテクチャx86,x64
おすすめ
OS
アーキテクチャx86,x64

主な特長

(1)VFS/10とはなんですか?  Virtual Family Systemとは、デスクトップに仮想的な「家族の部屋」を作り、毎日その家族と一緒に暮らすことができるというアプリケーションです。  VFSの前作であり、DOS版として1993年に初めて登場した「VSS」の大好評を受け、Windows3.1用に「S/VSS」、さらにその後32ビットWindows用として「S/VFS」と、バージョンアップを重ねてきました。  S/VFSの売りは、「ストーリー性」「家族愛」、そして「ほっとするひととき」でしたが、内容をより洗練し、一からプログラムを組みなおして、今回再登場です!!


(2)VFS/10を始めましょう  はじめてVFS/10を起動したときは、まず必要なデータを登録する作業があります。  まず、あなたの名前、年齢、誕生日、そして性別を登録してください。入力する年齢は、その後のストーリー進行に大きくかかわります。  そして、いっしょに住みたい「家族」を選択してください。一人だけ選ぶことも出来ますし、複数の家族を一度に選ぶことも出来ます。  その後、「家族の設定」タブで、それぞれの家族があなたのことを何と呼ぶのか、さらになんと呼ばれたいのか、を設定することができます。  そのほか、オプションの設定もできますが、その説明は後ほど行います。  とりあえずここまでで「OK」ボタンを押すと、いよいよ、VFS/10の世界が始まります。


(3)部屋を覗いてみましょう  VFS/10がスタートすると、画面に各家族のアイコンと、VFS/10の世界のカレンダーを表示するメインウィンドウがあらわれます。各アイコンは、それぞれの家族の部屋のドアだと思ってください。  そのドアの一つをクリックしてみましょう。大きなウィンドウが開きます。  ドアをクリックする、ということは「部屋をそっと覗いてみる」という行為になります。  現れた大きなウィンドウには、ドアの向こうの様子が表示されます。  このウィンドウを、「メッセージウィンドウ」と呼びます。  ほかの部屋を覗きに行くときは、「ドアを閉める」ボタンを押してください。  一定時間(規定では10分)経過すると、VFS/10の世界では日付が変わります。  日付がかわると、家族の行動が変わります。その日付に「特別な意味」があれば、特別な行動になります。ぜひ、毎日毎日家族とのコミュニケーションを楽しんでください。


(4)最後に  すでに前のバージョンのVSSや、VFSをお楽しみいただいているみなさんは、VFS/10が単にWindows10に移植されただけではない、ということをきっと実感されることでしょう。  これまでのバージョン同様、笑えるイベントもたくさん織り込みましたが、きっと、ホロリと涙する機会もきっとあるでしょう。  そして重要な情報をひとつ。  「春は別れと出会いの季節。    ある年の春、何もかわらない、と思っていた生活に、何かが起こるかもしれません。」


★★★Virtual Family System(VFS)のバージョンアップ履歴★★★


1.DOS版「VSS」「VBS」(1993)  MS-DOS汎用のプログラムとして、ANSoftが1993年11月に開発されました。  VSSは「Virtual Sister System」の略で、その名が示す通り、パソコンの中に「仮想的な姉(妹)」を作り、毎日生態を覗き見しよう!というある意味画期的なシステムでした。  VSSは、「AUTOEXEC.BAT」(MS-DOS起動時に自動実行されるファイル)で起動をしました。  つまり、毎回、パソコンを立ちあげるたびに「自動的に」姉(妹)の部屋を覗き見する感覚が味わえるため、VSSは各ネットで爆発的な人気を得ました。  その後何名かの女性ユーザの要望に応え、「Virtual Brother System」=「VBS」という、「女の子向け」VSSも作成されました。  また、熱烈なユーザから「こんなイベントも入れてほしい!」という「投稿作品」を盛り込んだ「External/VSS」という作品もありました。


2.「VSS/Win」(1994)  このころ、世間では次第に「Windows」が広まってくるようになりました(もちろん16ビット)。1994年に、ANSoftと協力関係にある開発グループ「ATS」が、VSSをWindows3.0で動作するようにしたものを開発しました(私も知らないところで。突然のことだったのでびっくりしました(笑))。  この作品が、次のS/VSSを生み出すアイディアに結びつきました。


3.「S/VSS」(1994)  ANSoftは1994年にVSSを一年ぶりに大幅に改良し、機能を拡張してWindowsのアプリケーション、「S/VSS」(Super/VSS)として生まれ変わらせました。  DOS版のVSSと大きく異なる点は、主に次の3点でした。  ・一度に4人姉妹(兄弟)まで同時に家族にでき、常駐!  ・家族の成長に伴い、ストーリーが変わる!  ・マルチメディア対応!  DOS版VSSをお楽しみいただいていた皆さんにも、初めてVSSの世界にいらした皆さんにも、大人気となり、その後インターネットでの配布でも、常に注文数の上位を占めました。


4.「S/VFS」(1996)  1996年。時代は確実に32ビットOSに移行していました。ANSoftでは、「S/VSS」を32ビットOSであるWindows95やWindowsNTで動作するように、バージョンアップをすることにしました。  ただ、何の変更もなく移植するのではつまらないと考え、以下の変更を施しました。  ・兄弟姉妹のほかに、親類(父母ではない)を追加しました。これにより、最大6人まで家族が同時に常駐するようになりました。  ・ポップアップメニューを採用し、画面をすっきりさせました。  ・「真のエンディング」を設けました。  ・女性の方にも楽しんでいただけるように、別データを用意しました。(別途配布;S/VFS/for Girls)  兄弟姉妹だけではなく、ほかの「家族」が登場したことにより、「VSS」の2番目の「S」、つまり「Sister」が「Family」に変更され、名称は「Super/Virtual Family System」となりました。  その後、Windows2000対応が施され、爆発的にユーザ数が増加しました。  ANSoft「総合発送数」ランキングでは並み居る競合を退け、堂々10位にまでのし上がりました。


5.「VFS/7」(2009)  2009年。時代はWindows7。  さすがに前のバージョン(2000対応版)から10年近くたっていると、人気のVFSも内容に陳腐化が目立つようになっていました。そこで2009年はANSoftの活動開始25周年イヤーであることもあり、思い切ってVFSを「.netベース」にスクラッチ移植することにしました。  スクラッチ移植ですから、もう好き勝手、やり放題です(笑)  インタフェースはもちろん、動作アルゴリズムも見直しが図られ、今回のお披露目にいたりました。  ただし、VSSから脈々と受け継がれた「家族愛」の部分(イベント)はもちろんそのまま。  また、これまで別々だった「男の子用」「女の子用」両VFSを統合し、誰でも楽しめるようになりました。


6.「VFS/10」(2020)  そして今回、内容を大幅に見直し、令和のVFSが登場です。


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について Virtual Family System 10
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