主な特長
benizara ver.0.1.6 は、Windows環境に接続されたJISキーボードで親指シフト (NICOLA配列) による入力を可能にするエミュレーションソフトウェアです。Windows10のMS-IMEとGoogle日本語入力で動作を確認しています。なお、Benizaraは、設定ファイルを読み込ませることにより、親指シフトに限らず、任意にキーボード配列のエミュレーションが可能です。
・Windows10のストアアプリや、Microsoft Edge上でも親指シフト入力が可能です。 ・やまぶきと同様に12面のシフトモードを実現し、やまぶきの配列定義ファイルをある程度まで読込可能としました。 ・やまぶきの打鍵ロジックを参考に実装し、かつ連続シフトモードをサポートしています。よって、やまぶき(やまぶきR)からの移行は容易とおもいます。 ・Benizaraは、AutoHotKeyのスクリプトを実行ファイル化したものです。ユーザモードでキーフックするタイプのエミュレータなので、導入も停止も簡単です。USBメモリで持ち歩くこともできます。 ・親指の友Mk-2 キーボードドライバ V2.0L23に実装された「零遅延モード」を、当該ソフトにも実装しました。零遅延モードとは、親指シフト時の表示遅延をゼロにして、高速打鍵を可能とするモードです。 ・Performance Counterを用いて、1ミリ秒単位のキー入力タイミング測定を実現しました。これにより正確な同時打鍵/単独打鍵の判定が行えます。なお、Ver.0.1.2以前はシステムタイマーを用いてキー入力を測定していたため、測定精度は16ミリ秒単位でした。 ・管理者権限への切替ボタンを実装しました。紅皿を管理者権限で実行させることにより、管理者権限で実行されているアプリケーションに対してもキー配列のエミュレーションが可能です。 ・単独打鍵の有効・無効の切り替え機能と、キーリピートの有無の切り替えを実装しました (ver.0.1.3.2)。 ・Shift/Control/Alt/Windows/AppsKeyのキー入力をログ表示させました。 ・機能キーの切り替えを実装しました。 ・濁音と半濁音と拗音の切り替えキーを定義しました。 ・紅皿の「無」キーを、やまぶきの「無」キーと同一仕様に変更しました。 ・ver.0.1.4.8 にて拡張親指シフト機能を追加しました。 ・Windows10 May 2020 updateにおけるMicrosoft IMEに対応させました。 Benizara(紅皿)の名前は、太田道灌の山吹伝説に由来します。